全てのデスクワーカーにおすすめのキーボード 【Kinesis advantage 2】

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Galaxy Galaxy Note20 Ultraで撮影

Kinesis advantage 2(日本語配列モデル)を導入してから1ヶ月が経ちました。

在宅ワーク歴1年の私が実際に使ってみて、誰にでもおすすめできるキーボードだったので紹介します。
後半ではおすすめのキー配列の設定も紹介しています。

この記事はこんな疑問を解決します。

  • 日本語配列モデルはMacでも使えるのか?
  • 慣れるまでに時間がかかる?
  • 価格が高いけど、その価値はある?
目次

Kinesis advantage 2はどんなキーボード?

キーボードが分割されている

左右分離型キーボードには完全に別れているものと、そうでないものがあります。

このKinesis advantage 2は左右分離型であるものの、キーボード自体は一つであるという特徴があります。
キーボード自体が完全に分離しているものには、いくつか種類があります。

完全分離型
  • Mistel BAROCCO MD770
  • Ergodox EZ
  • Moonlander

私が完全分離型を選ばなかった理由は4つあります。

  1. お椀型のものが完全分離型にはなかった(お椀型ならきっと打ちやすいはずと思っていた)
  2. 完全分離型は、キーボードを移動する度にそれぞれのキーボードの最適な位置を調整する必要がある
  3. できれば日本語配列がいい
  4. 数字の6を左手で打たないといけない(MD770の場合)

キーの配置がお椀のようになっている

キーボードでは珍しく、キーがお椀のように配置されています。
このように指の長さにあった配置になっていることにより、自然にタイピングできます。

Kinesis advantage 2のメリット 4つ

  1. 日本語配列モデルであっても、Windows・Macのいずれでも違和感なく使える
  2. やはりお椀型は打ちやすい。特にEnter、Delete、Back spaceが近いのがイイ
  3. 数字キーを押すためにポジションを大きく移動する必要がない
    = 数字でもブラインドタッチがしやすくなった
  4. キーの割り当て(リマップ)がキーボードのみで完結する
    = 別のPCを使ってもPC側での設定は不要

1. Windows・Mac対応

日本語配列モデルであっても、Windows・Macのいずれでも違和感なく使えました。MacではKarabiner-Elementsの導入が必要です。
公式販売代理店のエジクン技研では、MacOSの場合には米国配列モデルをおすすめしていたので、実は一番気になっていたポイントでした。

2. 重要なキーが打ちやすい

DeleteやBack spaceを親指で打てるのは思った以上に楽です。
全てのキーボードでそのような配置にして欲しいと思うほど。
ただし、キーのリマップは必須だと思います。次で詳しく解説します。

3. 数字キーが打ちやすい

職業柄、数字キーを押すことが多いので、ポジションを大きく移動させずに数字を打てるのはいいですね。
テンキーはマウスまでの距離が遠くなるのであまりおすすめしません。

4. キーの割り当てがキーボードのみで完結する

キーの割り当て(リマップ)データは、キーボード内に保存されます。
複数台PCを使用している場合であっても、切り替えがスムーズです。

Kinesis advantage 2のデメリット 3つ

  1. 値段が高い。定価約6万円
  2. 慣れるまで少し時間がかかる。
  3. 持ち運びには大きい

1. 値段が高い

日本代理店のエルゴノミクスショップ公式HPでの価格は59,268円税込(2022年11月現在)です。
キーボードとしてはありえない値段ですが、毎日、最低でも2年使う(保証期間)ことを考えると1日あたり81円です(1年を365日として計算)。
少しでも快適にタイピングができ、少しでも手の負担も減るのであれば、自己投資としては安いものではないでしょうか。

Amazonだと62,580円税込(2022年11月現在)なので、から直接買うほうが安いです。

2. 慣れるまで時間がかかる

慣れるまでは個人差がありますが、最初の1週間程度は打つ速度が半減する覚悟が必要です。
私は2週間ぐらいはタイプミスが多発しました。特に矢印キーの位置は慣れるまで時間がかかります。
特にショートカットキーを多用している場合には、Ctrlの位置が変わるので地獄です。

3. 持ち運びには適さない

横幅42cmありますので、持ち運びには当然向いてません。外出先ではノートパソコンのキーボードで我慢です。
Kinesis advantage 2に慣れると、通常のキー配列で使えなくなるかと思いきや、意外とどちらもスムーズに使えます。人間って不思議です。

Kinesis advantage 2のキー配列の設定

Kinesis advantage 2をさらに快適に使うには、キーの割り当て(リマップ)は必須です。
元々一般的なキーボードを使っている方でも違和感なく慣れる配列だと自信をもっておすすめします。

青字が変更箇所です
元々のキー変更後のキー
Back SpaceSpace
SpaceEnter
EnterDelete
DeleteBack Space
カタカナ・ひらがな・ローマ字Windowsキー
Caps LockTab
TabF2
半角/全角Esc

それぞれのキーを変更した理由は?

  • Space:左手でいつも押してたので、左で押せる位置に。普段右手で押している人ならEnterと逆でも大丈夫です
  • Enter:頻繁に使うので、一番押しやすい位置に。左はSpaceなので、右はEnter
  • Delete、Back Space:逆でもいいと思います。使う頻度は高いので、この位置が使いやすいです
  • Windowsキー:「カタカナ・ひらがな・ローマ字」は使わないので、押しやすさも考えてここに配置
  • Tabキー:Caps Lockは使わないので、使用頻度の高いTabキーをここに設定
  • F2:Excelを使用していると使用頻度が高いのでTabキーが空いた代わりにここに設定
  • Esc:IMEオン・オフは変換・無変換に割り当てているため、「半角/全角」は使用しないためEscをここに設定

まとめ:Kinesis advantage 2は誰にでもお勧めできるキーボードです

デスクワーカーにとって、キーボードは毎日使うものです。
私の場合には、劇的にタイピングライフが改善しましたので、自己投資と考えて是非導入しましょう。

快適にタイピングしたい、手の負担を少しでも軽減したい思っているものの、
値段が高いので躊躇しているそこのあなた!買って損はないです。

最後にメリットとデメリットをまとめます。

メリット
  • 日本語配列モデルであっても、Windows・Macのいずれでも違和感なく使える
  • やはりお椀型は打ちやすい。特にEnter、Delete、Back spaceが近いのがイイ
  • 数字キーを押すためにポジションを大きく移動する必要がない
  • キーの割り当て(リマップ)がキーボードのみで完結する
デメリット
  • 値段が高い。定価約6万円
  • 慣れるまで少し時間がかかる
  • 持ち運びには大きい

Amazonよりも安い、からの購入がおすすめです。

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